こんにちは。KETO-BAKE®︎です。
ケトジェニックな食事は、簡単に言うと
”低糖質・高脂質” な食事のスタイルですが、
「カロリーって気にしなくていいの?」「カロリーオーバーにならないの?」といった疑問が沸くかと思います。
油はカロリーとして数値が高いので、”油を摂る=太る” というイメージが一般的かと思います。油をしっかり摂るケトジェニックはどうなのか、そのあたりに少し触れたいと思います。
油をしっかり摂るのに太らない?!
高脂質だと、カロリーって高くなるのでは?
それで本当に脂肪が燃焼するようになるの??
…実はケトジェニックな食事は、通常の食事と異なり、高脂質でも体内で脂肪が燃焼しやすくなるのです!

ケトジェニックは、
身体を、ケトン体(脂)とグルコース(糖)の両方を燃料として使えるようにするので、油を摂っても(適切な範囲の量)効率よくエネルギーに変換でき、体重増加を防ぎます。
もちろん、摂る油はどんな油でも良いというわけではありませんので、油を選ぶ必要はあります。中鎖脂肪酸やオメガ3などを中心に、体に必要、かつ良質な油を選ぶことが重要です。
*油については別記事をご参照ください。
脂肪をエネルギーとして使うためには、体がケトン体を生成する状態になることが必要です。この状態になるためには、短期間の断食が有効です。断食中は水を飲むだけで、固形物を食べないことで、最初はお腹が空きますが時間が経つにつれて空腹感がなくなります。それが体が脂肪をエネルギーとして使い始めるサインです。
さらに、ケトン体の生成を助けるためには、MCTオイルやココナッツオイルを活用する方法もあります。これらのオイルに含まれる特定の脂肪酸がケトン体を速やかに生成するのを助け、食事や飲み物に加えるだけで効果が期待できます。

ケトン体を血中に維持するためには、糖質が多い主食を控えて、体に必要な良質な脂質をしっかりと摂取することが重要です。これにより、体が脂肪をエネルギーとして効率良く利用するようになります。
ですから、油ってカロリー高いけど摂っても大丈夫なのかな?と、そこまで心配する必要はないと思います。
だからと言って、あまりにも高カロリーな食事は、やはりカロリーオーバーになってしまいますので、摂り過ぎには注意しましょう。
参考:日本人の食事摂取基準(2025年版)
ケトジェニックに適さない油
ケトジェニックに適さない油があります。
サラダ油などのオメガ6系は摂りすぎに注意です。また、揚げ物などの酸化した油やマーガリン、ショートニングといったトランス脂肪酸も、健康被害につながるので控えるようにしましょう。油によってはかえって体に悪影響なものもあるということを忘れないようにしたいです。
そして、ケトン体を体で作りやすくするココナッツオイルやMCTオイルだけでも栄養としては不十分な部分があります。控えた方がいい油と積極的に摂るべき油を知っておく必要があります。

カロリーよりも大事なこと
カロリーよりも、重要なのはケトジェニックに必要としている栄養をしっかりと摂ること。
脂質、タンパク質はもちろんですが、食物繊維、ビタミンやミネラルなども忘れずに摂ることで、パフォーマンスアップや病気予防はもちろん、エネルギーを効率よく使える体の土台作りへとつながります。

体が脂肪をエネルギーとして使えるようになるのがケトジェニック。
ダイエットをしたいけど運動は無理、続かないといった人も、ケトジェニックな食生活で自然に体重を減らすことができます。
そのためにはまず、この食事法を始めるには、体を糖の代謝から脂肪の代謝へと切り替えることが必要です。
正しくしっかり栄養摂取を心がけて、健康的な毎日を過ごせることを目指したいですね。