こんにちは。KETO-BAKE®︎です。
ケトジェニックを知ったきっかけを別の記事で書きましたが、
数年前、初めてケトジェニックを体験したことを書こうと思います。
ケトジェニックと大括りで書きましたが、そのなかでも認知症に特化したリコード法がわたしの初めてのケトジェニック体験です。
リコード法とは、簡単に説明すると、
アメリカの医師 ブレデセン先生が考案された認知症(主にアルツハイマー型)治療のプログラムで、認知症予防としても実践できるプログラムです。
離れて暮らす母の認知症をきっかけに知った「リコード法」、
ご縁があり、グループコーチングを受けることになり、
夜型生活、野菜食べない、魚食べない、料理面倒、身体も脳も動かさない50代のわたしが、体験してみてどう変化していったのか、どう感じたのか、
リコード法をやってみた人間の感想、記録、経験談の一つとして、お読みいただければと思います。
*こちらの体験記の内容は、わたし個人のブログから抜粋、再編集した内容になります。
*コーチング期間中、週2回のレポート提出(ケトン値、血糖値、食べたもの等)
*(参考)リコード法コーチングにおけるケトン目標数値:予防→朝0.5mM以上(私は予防目標)、治療レベル→日中1.0mM以上〜4.0mM
突然の知らせ
ある年の12月に入り、機能性医学を教えていただいたクリニックの先生から、突然、リコード法のグループコーチングのご案内をいただいた。

・・・ピンときた!
これまでもサプリメントを購入したり機能性医学の講座を受けて、ざっくりとではあるが自分なりにできる範囲のことを実践したり気をつけたりしていたが、
・・・新型コロナウイルスが世に蔓延し始めた時期に気持ちが崩壊、街が静まりかえりどこのお店も閉まっている日々、
あぁジャンクなものでも人様が作ってくれた温かい食べ物って、なんてありがたいんだぁ!と感じてしまった。
これまでほとんど行くことがなかったハンバーガーチェーン店にやたら通うようになってしまったり、デリバリーを頼んだりして、過去最低な体の調子に。
糖質、グルテン、悪い油・・・いっぱい摂取。もう止まらない。
ジムに行ったのはコロナ直前の2020年1月が最後、最初の緊急事態宣言あたりまでは近所を走ったりもしていたが・・・
どうせ人と会わないし、とか、こんなこと頑張って何になるの、とかそこまで思ってしまい・・・
なんだかんだの言い訳で体を動かすことは続かず。
しかし食欲だけはしっかりあって、「ご飯少なめにしよ」どころか大盛りをぺろっと平げてしまうほど。
そして内臓脂肪はしっかりつき、体の表面はぷよっとしてきて、顔は浮腫んで目が小さくなり、
体のキレは悪くなり、ジーパンのサイズはもちろんアップ。
じーっと座っている時間も圧倒的に長くなり、猫背になり姿勢は悪化、しまいには噛み合わせも悪くなり・・・
体調はどんどん悪くなっていった。頭の回転、キレもよくないなぁとはっきり自覚するくらい。
いろんな意味で風向きが悪い方へとどんどん変わっていっていた。
これまでの自分の身体で過去最悪になったこのタイミングでの先生からのメール・・・。
“やるしかないでしょ!”
何か運命的なものを感じた私は即やることに決めた。が、自分には相当な覚悟が必要で、
料理、野菜、魚・・・ハードル超えられるの?お米大好き、パスタ大好き、ホットケーキ大好き、好きなものを好きなだけ食べてぽっくり死にたい!この考え方、変えられる?などなど・・・
このリコード法の実践は厳しいものになるだろうし私には向かないと思っていた。
でも、元気にはなりたい、これまで感じたことのないような快適な体と脳と心を体感したい。
そっちが勝って、腹を括った。「出家」するような・・・そんな覚悟で。
コーチングが始まる前日、しばらく来ることがないであろう近所の行きつけのファミレスでランチを味わった・・・
あぁ、うまい!いつも温かいお料理をありがとう!世俗との別れ・・・?「最後の食事」を味わうかのような気分だった。
いざ初日
【初日】
いざコーチング開始。
4ヶ月間 計12回のグループコーチングの始まり
「自分史上最高に快適な体調で健やかな自分になりたいぞ!」
どこまでできるかわからないけど、やると決めたのなら、色々と試してみよう!
決意も、お金の出費も、色々と覚悟はしていたが、まずは家に体重計がないことをなんとかしに、
1回目のコーチング終了後速攻手に入れるべく、近所の家電量販店へ。
帰ってきて久々に測った自分の体重・・・げっ!こんなに増えてる!
コロナ前と体型が違うとは思っていたが、こんなにも!もちろん過去最高に重い。内臓脂肪もびっくりするほど増えていた。
体感でわかってはいたが、数字として突きつけられるとガツンとくる。
とりあえず夕食はしゃぶしゃぶで、締めのうどんはなしに。
腹十分食べないと満足できていなかった最近だったが、何とか我慢できて初日は終わった。